なぜ「深夜の羽田~沖縄線」はいつも満席なのか? 今夏も搭乗してみた(日経トレンディネット)



 国際線の深夜便は定着しつつあるが、国内線ではまだ珍しいだろう。だが、ANA(全日空)が2014年7月から夏季限定で運航していた羽田~沖縄線の深夜便「ギャラクシーフライト」は深夜帯にもかかわらず満席便が相次いだ。その人気の理由を筆者の搭乗レポートを交えて解説する。

【関連画像】ANAの夏季限定「ギャラクシーフライト」は今年で4回目。2017年は7月14日~8月31日に運航した

 ギャラクシーフライトは、羽田空港22時55分発で那覇空港25時35分着、那覇空港3時35分発で羽田空港5時55分着というスケジュールだ。仕事を終えてから沖縄に出発し、早朝に羽田空港に到着してそのまま仕事に向かえるので、週末弾丸旅行も可能だ。

 出発当日は21時半過ぎに羽田空港国内線第2ターミナルに到着した。第2ターミナルからの最終便となる21時半発のスターフライヤー関西空港行きが出発した直後で、チェックインカウンターにいるのはギャラクシーフライト(ANA999便)の利用者だけだった。深夜便ということで、夕食を済ませてから空港に到着する人が多いかもしれないが、羽田空港内には22時ごろまで営業している飲食店も多い。また、この時間は東京モノレールが空いているので、大きな荷物を持っていても他の乗客を気にせずに乗車できる。ただし、京急は通勤客の利用も多いので、比較的混んでいると考えたほうがいいだろう。

深夜便対応のレンタカーや深夜にチェックインできるホテルも

 機体は日によって異なるが、どの機体にも上級クラス「プレミアムクラス」と普通席が設定されている。普通席の利用者は保安検査後はゲート前で出発まで待機することになるが、「プレミアムクラス」と普通席利用の上級会員は通常の便同様に「ANAラウンジ」が利用できた(エリア限定)。機内では日中便と同じくドリンクサービスが提供された。国際線深夜便を利用すると離陸直後に寝る人をよく見かけるが、ギャラクシーフライトは利用者層が比較的若いということもあって、眠らずにスマホでゲームをする人、読書をする人や、機内でアルコールを購入して飲んでいる人も多かった。

 約2時間15分ほどのフライトを終え、1時半ごろに那覇空港に到着した。沖縄モノレール「ゆいレール」は営業を終了していたが、タクシーにも待ち時間なしで乗車でき、2時ごろには国際通り周辺のホテルにチェックインできた。深夜到着便に対応するレンタカーを借りてクルマの中で朝まで過ごしてから観光に出かけるという人もいるそうだが、那覇市内中心部には深夜でもチェックインできるビジネスホテルが多い。到着後はホテルで休み、翌朝から行動するのが疲れを残さないコツだろう。

 復路は3時35分に那覇空港を出発する。往路と復路の航空券はそれぞれ個別に購入するので、往路だけギャラクシーフライトを利用して復路は日中という選択もできる。今回筆者は往路しか利用しなかったが、国際通り周辺では深夜2~3時ごろまで開いている飲食店もあるので時間は潰しやすいだろう。また、ギャラクシーフライトに対応したレンタカーを借りれば、出発直前までクルマの中で過ごせる。

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