新しいApple “タウンスクエア”で「フォトウォーク」を体験 – 建築の街、シカゴを撮ってきた



Appleが米シカゴに新たにオープンした新フラッグシップを体験してきました。シカゴはこれが2度目ですが、前回はダウンタウンをゆっくりと見て回れなかったので、今回は「Today at Apple」の「Photo Walk (フォトウォーク)」に参加してきました。iPhoneを手に街に出て、Appleのスタッフに教えてもらったiPhone撮影術を実践していく写真ワークショップです。

川と高層建築を楽しめるシカゴのダウンタウン

「ポートレートと人」、「光と影を操る」など、フォトウォークは様々なテーマで行われています。今回参加したのは、街を散歩しながら基本テクニックを学ぶ、初心者から熟練者まで誰でも楽しめるウォークツアーです。ツアーでは撮影に関することだけではなく、街の歴史や名所などの解説も聞けます。街中での撮影は40分くらい、約3キロの行程なので歩いて回れる範囲は限られますが、ミシガンアベニュー店のフォトウォークの充実ぶりは群を抜いていました。ストアの目の前にはネオゴシック建築の「トリビューン・タワー」とルネッサンス建築の「リグレー・ビル」が並び、ストアの横をシカゴ川が流れ、川沿いのリバーウォークを歩いて行くとハウハウス建築の「IBMビル」、コーンタワーとも呼ばれる独特な風貌の「マリーナ・シティ」が姿を現します。いずれも被写体として魅力的。短い時間で撮影だけではなく、歴史的な高層建築も楽しめました。

トリビューン・タワー:新聞社シカゴ・トリビューンが、1922年に「世界で最も美しいオフィスビル」をテーマに建築デザインを公募。260以上の応募から採用されたネオゴシック・スタイルの建物です リグレー・ビル:ガムのWrigleyが本社として建てたフレンチ・ルネッサンス・スタイルのビル。白い壁面が印象的な2つのビルから成り、南側のビルの時計台がパイオニアコート地域のシンボルのようになっています マリーナ・シティ:「トウモロコシのような~」と表現されるユニークなデザイン、一度見たら忘れられない強烈なインパクトのあるビルです。設計はバウハウスで学んだバートランド・ゴールドバーグ。上2/3ぐらいが居住用、下1/3ぐらいが駐車場です

撮影テクニックを学ぶことに興味があっても、初めて会った人達と行動し、撮った写真を見せ合うことに抵抗がある人もいると思います。フォトウォークではびっくりするぐらい簡単に、他の参加者とすぐに親しくなれます。全員がiPhoneユーザーで、iPhoneに興味を持ってフォトウォークに参加しているからです。全くの他人というより、同好の集まりなので、iPhoneの話題ですぐに会話が弾みます。iPhoneを使い始めたばかりの人達でも大丈夫。もの怖じせずにどんどん質問すると、Appleのスタッフだけではなく、他の参加者も知っていることを色々アドバイスしてくれるはずです。

フォトウォークは、Appleのミシガンアベニュー店からリバーウォークを2キロぐらい歩いて戻ってきました

この日レクチャーされたテクニックは、縦方向のパノラマ撮影、AE/AFロック、ポートレートモード、フィルターの使いこなしなど。日頃から写真・動画の撮影にiPhoneを使いこなしている人だったら、すでに知っている基本的なテクニックです。それでも、iPhoneユーザー同士で街を散歩し、一緒に撮影する体験だけでフォトウォークに参加する価値があります。知識を得ることが全てではありません。iPhoneを使った撮影や写真について語り、手助けできることがあったら他の参加者にアドバイスするのも楽しい体験です。それがAppleが新しいストア “タウンスクエア”で、そこに集まる人々に広めようとしているコミュニケーションなのでしょう。それらはフォトウォークだけではなく、スケッチウォークや他のToday at Appleのワークショップやセッションからも体験できます。

Trump International Hotel & Tower

ミシガンアベニュー店のようなタウンスクエア型のフラッグシップストアが日本にも早くオープンして欲しいと思いますが、それぞれの街にとけ込むようにデザインされるタウンスクエアの展開は、従来のApple Storeよりも遅くなるかもしれません。でも、Appleがタウンスクエアで提供しようとしている体験は、すでにToday at Appleに含まれています。「タウンスクエア」や「コミュニケーション」「コミュニティ」といった言葉だけから、Appleが提唱する新たな体験をイメージするのは難しいと思いますが、フォトウォークなどToday at Appleに参加することで、日本においてもそれらを実感することができます。



写真セミナーと気負う必要はありません。うまく撮れても撮れなくても、たくさん撮って、わいわいがやがやと楽しむウォークツアーです

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