電子書籍を読むなら専用端末かiPhone Xで決まり(日経トレンディネット)



 僕は仕事柄、多くの本を読む。ビジネス書は仕事として読んでいるのだが、趣味で小説もよく読む。最近は、電子書籍で本を読む機会が多くなってきた。言い尽くされたことだが、電子書籍なら蔵書が増えても負担にならないし、いろいろな本を持ち歩いて、好きなときに読めるのがメリットだ。

【関連画像】iPhone XとKindle Oasisの文字サイズをそろえた。全体の文字数が少し減る程度だ

 必要なページに付箋を貼りまくり、情報を抜き出すために読むビジネス書の場合は紙の本のほうが適しているが、小説や漫画は電子書籍で十分だと思う。

 アマゾンが提供する電子書籍サービスならば端末を問わずに使えるので、いろいろな場面で読書が始められる。僕は、タブレット(iPad Pro、MediaPad M3)、Kindle Oasis、iPhone Xを使っているのだが、それぞれに利点、欠点がある。

iPadは重すぎて持っているのがつらい

 僕は「10.5インチiPad Pro」を持ち歩くことが多く、以前は文庫本も主にiPad Proで読んでいた。iPad Proの最大の優位点は画面の大きさだ。このサイズになると文庫本も単行本(四六判、127×188mm)程度の大きさで表示できる。しかも、液晶が明るく美しいので、文字も切れが良くて見やすい。色合い調整もでき、紙の本に近い感覚で読める。

 一方、最大の欠点は重いことだ。僕が愛用しているのはセルラーモデルなので、重量は477g。僕の場合は「Smart Keyboard」を常に装着しているので、キッチンスケールで測ると合計は725g程度になる。さすがにこれを手に持って読書するのはつらい。

 Smart Keyboardは磁石で付いているだけなので簡単に取り外せるのだが、一般的な四六版のビジネス書はほとんどが300g台なので、外しても477gの重量は負担だ。

細長いタブレットは電子書籍に向かない

 8.4型液晶の「MediaPad M3」は、実売で3万円程度と手ごろな価格にもかかわらず、2560×1600ドットと液晶の解像度が高いのが特徴だ。僕は主にビデオ視聴に利用している。重量が310gと軽いので、電子書籍用としても良さそうだが……。

 MediaPad M3の画面の縦横比は16対10だ。映画やビデオを見るにはいいのだが、電子書籍を読むにはちょっと細長すぎる。縦に持つと1行の文字数が多くて読みづらい。かといって横持ちにすると、もはや書籍というよりはちょっとした巻物になってしまう。これでは、とてもじゃないが読みやすいとは言えない。また、MediaPad M3は、画面の反射もかなり気になる。もう少し性能のいい低反射コーティングをしてくれるとよかった。

 8型クラスの端末で電子書籍を読むなら「iPad mini 4」がベストだと思うが、そのためだけに買うにはWi-Fiモデルで税別4万5800円は高すぎる。ちなみにiPad Proと違って、僕はMediaPad M3をむき出しで使っている。ちょうどいいケースがないのと、高価な端末ではないので多少傷が付いてもいいと思っているからだ。

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