テスラ社長が「水素は愚か」と強がるワケ – PRESIDENT Online



電気自動車(EV)への期待が高まっている。人気を牽引するのは米テスラだ。イーロン・マスク社長は「水素はバカだ」と公言し、未来のクルマといわれた燃料電池車(FCV)を攻撃する。しかしモータージャーナリストの清水和夫氏は「攻撃するのはテスラにとって一番厄介な敵だから」という。清水氏と元朝日新聞編集委員の安井孝之氏の「EV対談」。第3回をお届けします(全5回)。■恐竜を絶滅させた隕石のような存在

【安井】最近の電気自動車(EV)への傾斜は欧州での排気ガス問題が一つのきっかけでしたが、もう一つの要素として、イーロン・マスクのテスラの動きが自動車業界に刺激を与えていますね。

【清水】テスラは恐竜を絶滅させた隕石のような存在です。それほど衝撃を与えています。

【安井】そもそもテスラはどんな会社ですか。

【清水】テスラが人気なのはEVだからではないと思います。クルマとしてセクシーで魅力的だからです。実は2000年代初頭、テスラは英国のスポーツカーメーカー、ロータス・カーズにボディ、サスペンションなどを作ってもらって、バッテリーだけを自分たちで調達して、EVのスポーツカーを出したんです。ところがこれは少数の好き者しか買わなかったのですが、そこにものすごい大きなチャンスが訪れた。ゼネラルモーターズ(GM)の破綻です。

【安井】GMとトヨタがカリフォルニアに合弁でつくった「NUMMI」の工場閉鎖がGMの破綻で決まりましたね。




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