マツダ「CX-8」が脱ミニバンで目指す新境地 – 東洋経済オンライン



「1人でも多人数でも、運転していて楽しいSUVに仕上がった。父親だけでなく、乗り心地のよさで奥様や家族にも気に入ってもらえる」

マツダの小飼雅道社長が自信たっぷりに語ったその車とは、2年ぶりの新型車、SUV(スポーツ多目的車)モデルの「CX-8」だ。

価格は319万6800〜419万0400円。発売は12月14日の予定だ。CX-8の開発を率いた商品本部の松岡英樹・主査は、「自分らしさを大切にする価値観の方に乗っていただきたい」と話し、「マツダプレミアム」をうたったデザインをアピールした。

エンジン展開は排気量2.2リットルのディーゼル「SKYACTIV-D」のみ。主力SUV「CX-5」の搭載エンジンをさらに改良した。渋滞時に前方車に追従するオートクルーズ機能や360度ビューモニターなどもオプションで搭載できる。

■男性でも余裕のある「3列シート」を搭載

最大の特長は、日本では珍しい3列シートにある。三菱自動車の「アウトランダー」や日産自動車の「エクストレイル」といった競合SUVにもついているが、あくまで補助席としての役割だ。

CX-8は、2列目と3列目の間に段差を設けることで足を入れるすき間を広げ、身長170センチメートルの大人が快適に過ごせる空間を作った。家族3世代で長距離ドライブをする際、3列目に祖母、母親、あるいは子どもが座ることを想定しているが、男性でも窮屈に感じない広さを実現しているという。

実は27年前、まだミニバン市場がなかった頃に、マツダは「MPV」に3列シートを初めて導入したパイオニアだ。「今回は、国内で3列シートSUVという新市場を創造していきたい」。小飼社長は誇らしげにそう宣言した。




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