伝わるパワポは”18pt以上”で書いてある – PRESIDENT Online



「パワーポイント」に文章を書き込むとき、フォントのサイズはどれぐらいに設定しているでしょうか。外資系コンサルティング会社で「達人プレゼンター」として活躍してきた三谷宏治さんは、「フォントを大きくすれば、自然と論理的な思考ができるようになる」といいます。三谷さんが「プレゼン上達のコツ」を解説します(全3回)。※以下は三谷宏治『ゼロからのプレゼンテーション』(プレジデント社)からの抜粋です。

■読んでわからないものは聴いてもわからない

あなたのプレゼンテーションの資料は、声に出して読んだとき、相手が「聴いてわかる」でしょうか。本当にシンプルでわかりやすい文章や表現でなくては、「聴いて」わかりはしません。これは資料が「わかりやすいかどうか」の指標になります。

人間の脳はいまだ、文字を読むための十分な進化を遂げてはいません。私たちは文字を読み始めてまだ数千年しかたっていないのだから当然です。脳が文字を一度に処理できる量は限られていますし、シンプルな表現でないとすぐ混乱します。

一方、書きもの自体は、つい長くなり、装飾的になりがちです。確かに歴史的には、小林秀雄の芸術評論を筆頭として、長くて複雑で形容詞や漢語の多い文章ほど「名文」でした。そしてそういった文章を読みこなす訓練こそが、脳の処理能力向上には最適でした。

個人的には小林秀雄、大好きです。しかし、それでは「伝わる」書きものとは言えません。




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