「はれのひ」店舗閉鎖 詐欺容疑も視野に捜査方針 着付け会場ホテルも料金振り込みなく「被害届検討」



 成人の日の8日、横浜市などに店舗を置き、着物の着付けやレンタル、販売を手掛ける業者「はれのひ」と契約した新成人らから「店が閉まっていて誰もいない」「店側と連絡が付かない」との相談が警察に相次いだ。300人程度の新成人がトラブルに遭ったとみられ、別業者への手配が間に合わず、成人式で晴れ着姿を披露できなかった人が多数出た。

 1人当たり数十万円を支払っていたケースが多いとみられる。神奈川県警の捜査関係者によると、県警は詐欺容疑などでの立件も視野に調べを進める方針。また、同社が着付け会場として予約していた新横浜国際ホテル(横浜市)の担当者も同日、会場の利用料金約100万円が振り込まれていないと明らかにし、「(県警に)被害届提出を検討している」と話した。

 横浜市中区の店舗が入る商業施設によると、店は7日からスタッフが不在という。はれのひのホームページによると、この店舗以外には東京都八王子市、茨城県つくば市、福岡市に店舗を構える。警視庁八王子署によると、八王子の店舗は交番に近接しており、トラブルに巻き込まれた人が多数来たという。

 会社のホームページや民間信用調査会社によると、はれのひは平成20年10月に創業。24年に横浜に直営店をオープンし、各地に店舗を拡大。主に成人式用の振り袖の販売、レンタルや写真撮影を行っている。29年3月時点の採用情報によると、従業員数は49人、28年9月期の売り上げは4億8000万円。




こんな記事もよく読まれています



コメントを残す