寄り添うロボで暮らしに潤い ソニー、AI搭載「aibo」投入



 ■少子高齢化受け激戦

 ソニーは11日、人工知能(AI)を搭載した新しい犬型ロボット「aibo(アイボ)」を発売した。業績不振のため2006年に旧製品「AIBO」の生産を終了して以来、12年ぶりの復活になる。少子高齢化を背景に介護現場などで成長が見込まれるコミュニケーションロボット市場でのシェア獲得を狙う。

 「家族が増えた」

 犬の鳴き声にちなみ、発売日を戌年の1(ワン)月11(ワンワン)日に合わせた。この日午前11時1分から東京都港区のソニー本社で発売記念イベントが行われ、約30人の購入者が来場。開発責任者の川西泉執行役員からアイボを一人一人手渡されると、「家族が増えてうれしい」「感無量です」と早速、アイボを抱きかかえた。大阪市の会社員、中村泰之さん(46)は「復活を待っていた。きょう新幹線で来たのでヒカリという愛称にしたい」と満面の笑みだった。

 新型アイボは、旧型に比べ丸みを持たせたデザインで本物の犬に近づけた。AIや多彩なセンサーを搭載し、インターネット常時接続によりクラウド(ネット上のサーバー)に集約された各種情報によって、“飼い主”(ユーザー)の嗜好(しこう)に合わせて成長する仕組み。能動的に飼い主に近付いたり鳴き声で感情を表現したりして、まるでペットのように振る舞うのが特徴だ。

 ソニーは昨年末に計3回のネット予約販売を実施した。価格は19万8000円。3年間のプランに加入する必要があり一括払いで9万円(いずれも税別)だが、予約販売は全て40分以内に受け付けを終了しており「滑り出しは順調」(川西氏)という。

アイボを「日本のみならず、海外でも展開したい」




こんな記事もよく読まれています



コメントを残す