ウナギが大不漁の恐れ 前年同期のわずか1% 値上がり必至、取引規制も



 絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷していることが13日、複数の関係者の話で分かった。

 このまま推移すれば過去最低の漁獲量となりかねない。今夏のウナギが値上がりするのは必至で、かば焼きは食卓からますます縁遠くなる。来年のワシントン条約締約国会議で国際取引の規制対象とするよう求める声も高まりそうだ。

 海外の状況に詳しい業者によると、最初に漁が始まる台湾の今期の漁獲量は、前年の同じ時期と比べ100分の1程度に低迷。中国でも同レベルだという。

 水産庁によると、平成28年は11、12月の2カ月間で約6トンのシラスウナギが国内の養殖池に入れられたが、今期はまだゼロ。「漁の始まりとして良くないのは確かだが、これから漁が本格化する。今後の推移を見ないと何とも言えない」(栽培養殖課)としている。




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