「ホテルなにわの陣」 相次いで進出、「幹部候補」も送り込む外資系に対し国内勢は改装で対抗



 急増する訪日外国人客(インバウンド)や、ゆとりある旅行を楽しむ富裕層を取り込もうと、外資系高級ホテルが大阪や京都で五つ星級のホテルを相次ぎ投入している。8日に関係者へ披露された米ヒルトンの最高級ホテル「コンラッド大阪」(大阪市北区)は9日に開業し、大手の最高級ブランドがほぼそろい踏みする。かつては東京が主戦場だったが、観光需要が盛り上がる関西でも勢力図を塗り替えつつある。

 真っ向勝負

 英インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ傘下のインターコンチネンタルホテル大阪(大阪市北区)が平成25年に開業。米マリオット・インターナショナル傘下のザ・リッツ・カールトン京都(京都市中京区)と翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都(同市右京区)が26、27年に続けてオープンするなど、高級ホテルの出店競争は外資勢の独壇場だ。

 コンラッド大阪の一般客室は1泊4万5千円から。関西の高級ホテルの宿泊代は3万~8万円で、そこに真っ向勝負を挑む。

 関西のある高級ホテル関係者は「ダイナミックな日本市場を経験せよと、外資が幹部候補を続々と送り込んでいる」と明かす。コンラッド大阪の出店をめぐっては、入居する複合ビルとの優先交渉権を持っていた国内老舗のロイヤルホテルが、最終的に競り負けた。

宿泊需要の拡大は確実、関西のインバウンド急進




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