王侯気分で旅をするならポルトガル



 王侯気分で旅行したいのに、フランスの古城もイタリア・トスカーナ地方の邸宅も、はたまたアイルランドのマナーハウス(邸宅)にも宿泊済みのあなた。歴史を感じる最高の宿泊先を探しているなら、ポルトガルの宮殿に泊まろう。

 ポルトガルは1139年から1910年まで王国だったので、宮殿だった場所が全国にある。しかも、その一部は予約可能な宿泊施設に変身し、新古典主義からバロック、マヌエル様式まで素晴らしい建築様式を披露しているほか、「アズレージョ」と呼ばれるタイルやフレスコ画を含め内装も印象的だ。さすがにジムは付いていないかもしれないが、広大な敷地の中に花咲き乱れる庭園があったり、眺望を楽しめるプール付きであることが多い。

 ◆1棟貸しの宮殿

 1棟貸しのコンセプトはポルトガルでは比較的新しいので、そのようなカテゴリー専門で予約できるウェブサイトはない。そこでわれわれが調査して5つの宮殿を紹介することにした。これらの多くはホテルとして経営されているが、人数が集まれば、全棟借り上げるのはそう難しくない。しかも、1週間泊まる保証が必要ということもめったにないので、複数の宮殿をめぐる旅も可能だろう。

 ■Pa●o da Ega (パソ・ダ・エガ、中部)

 寝室7部屋で21万5000平方フィートの敷地を持つこの宮殿は12世紀の建造。ムーア人の要塞近くにそびえる建物には、ローマ時代の名残も見られるという。内装が歴史を感じさせるのももっともで、れんがの壁に紋章のバナー、木製の巨大扉、石造りの暖炉、質素な寝室がある内部には修道院のような趣がある。

 オリーブの森や松林を散歩したり、緑の中を自転車で駆け抜けたり、ワインテイスティングして過ごす1週間はどうだろうか。ポルトガル中部の観光地、コインブラ大学やトマールの修道院へも1時間のドライブ圏内だ。宿泊料金:14人で1泊4000ドル(約44万円)前後




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