JD、実店舗でアリババ対抗 北京にハイテクスーパー1号店開業



 中国の電子商取引(EC)2位JDドットコム(京東)は12日までに北京にハイテクスーパーマーケットチェーン「7フレッシュ」の1号店をオープンした。最大のライバルである中国同業最大手アリババグループに続き、実店舗型の小売り事業に進出する。

 米小売り大手ウォルマート・ストアーズの中国での提携先であるJDの新店舗では、アリババの生鮮食品店チェーン「盒馬」と同じように、買い物客はモバイルアプリや電子決済を店舗でのショッピングに利用することが可能だ。

 北京の亦荘近郊にある同店舗は買い物客が手に取った品物に関する情報を掲載するスクリーンや、通路を進む顧客の後に付いていく自動カートなどの機能を提供。また、レストランや輸入生鮮食品のケータリングサービスも備えている。

 アリババやテンセント(騰訊)など中国の大手インターネット各社は店舗に最新技術を導入し、在庫や顧客データの管理を向上させることで小売業の転換を図っている。例えばウォルマートとJDは、顧客への配送時間を短縮するため両社の倉庫と保冷庫を統合したいと考えている。

 根底には、仮想世界と現実世界を連動させ、有益な顧客の購入データを蓄積しながら、ネットを介した注文を増やしたいとの狙いがある。こうした企業は実店舗への進出が主力のネット事業を押し上げるほか、数百万人の新規顧客を呼び寄せ、開拓があまり進んでいない中国内陸部へのネットワーク拡大につながると期待している。

アリババは年内に盒馬の店舗を北京市内に30店舗開設する計画




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