Google、インドでデジタル決済「Tez」開始(佐藤仁)




 Googleは2017年9月18日にインドで、新たなデジタル決済「Tez」をリリースした。利用者の銀行口座と連携しており、商店でのスマホでの決済で買い物の支払いや送金などが可能。

 「Tez」はAndroidだけでなくiPhoneでも利用可能。インドでは3億人以上がスマホを利用している。またインドでは2016年11月にモディ首相が不正資金撲滅を目的として最大紙幣1000ルピー(約2000円)と2番目に高い500ルピー札(約1000円)の2種類の紙幣を廃止した。そのため買い物や送金でのデジタル決済の需要は高まっている。

 既にデジタル決済が普及しつつあり「Paytm」は2017年3月には2億人以上のインド人が利用している。サムスンも2017年3月からインドで「Samsung Pay」というデジタル決済を提供している。また「Tez」は政府が提供している支払いシステム「Unified Payments Interface(UPI)」にも対応。

 またGoogleとしても人口12億人以上で、これからもスマホの普及が見込まれる巨大市場インドでのデジタル決済市場は押さえておきたいとろこだ。中国ではアリペイや「WeChat Pay」のようなデジタル決済がいっきに普及しており、あらゆる店舗で利用が可能になっており、人々の生活も大きく変えている。中国市場にGoogleがデジタル決済分野で進出するのはほぼ不可能であろうから、インドは同社にとっても重要な市場だ。

 「Tez」はヒンドゥー語で「速い(fast)」の意味。


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