科学技術政策の司令塔が辞任 ES細胞論文捏造事件関与で=韓国(聯合ニュース)



【ソウル聯合ニュース】韓国で2004年に黄禹錫(ファン・ウソク)元ソウル大教授がヒトクローン胚からの胚性幹細胞(ES細胞)作製に関する捏造(ねつぞう)論文を発表した事件に関わっていたとして、辞任を求める声が上がっていた科学技術情報通信部の朴基栄(パク・ギヨン)科学技術革新本部長(次官級)が11日、辞任する意向を表明した。

 文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に任命された政府高官のうち、辞任した初めての高官となる。

 文大統領は科学技術政策の司令塔として、科学技術革新本部を新設。今月7日に朴氏を本部長に任命した。たが、世界の科学史上、最悪の研究不正事件の一つとされる黄氏のES細胞論文捏造事件に関与した人物が科学技術政策の司令塔と務めることは不適切として、科学界などから辞任を求められた。

 朴氏は10日に会見を開き、論文捏造事件について謝罪しながらも辞任しない意向を表明していた。朴氏は青瓦台(大統領府)情報科学技術補佐官を務めていた当時、黄氏の研究を積極的に支援。論文作成には関与していなかったにもかかわらず論文に共著者として名を連ねていたことなどが判明し、同職を退いた。

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