ライバルAIアシスタントの意外なコラボ – ニューズウィーク日本版



<音声認識AIアシスタント開発で競う大手2社が連携。アマゾンとマイクロソフトのコラボで可能になることは>

人工知能(AI)の進化の波は、企業間の壁まで乗り越えるらしい。アマゾン・ドットコムとマイクロソフトは8月末、双方の音声認識AIアシスタントを接続し、連携させることを発表した。開発でしのぎを削る大手2社の連携は異例のことだ。

間もなく、アマゾンの「アレクサ」とマイクロソフトの「コルタナ」はどちらも、アマゾンの音声認識スピーカー「アマゾン・エコー」で使用できるようになる。「アレクサ」と呼び掛けてAIアシスタントを起動させていたエコーのユーザーは、「アレクサ、オープン・コルタナ」と言うだけでコルタナを呼び出せる。

同様にウィンドウズ10のユーザーは、「コルタナ、オープン・アレクサ」と話し掛ければアマゾンで買い物もできる。さらに双方のユーザーは、外部開発者がアレクサに提供する合計2万以上もの機能が利用可能になる。

アマゾンとマイクロソフトは今年中に接続を開始する予定。コルタナ経由でアレクサを利用することはウィンドウズ10のパソコンで一足先に実現し、その後にアンドロイドやiOSの機器でも対応。コルタナは、アレクサ搭載のあらゆるアマゾンの機器から利用できるようになる。

非常に珍しい大手2社のコラボだが、ニューヨーク・タイムズ紙は両社が16年5月から水面下で連携を探っていたと報じた。




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