(朝鮮日報日本語版) THAAD:58歳活動家が焼身自殺未遂 /ソウル(朝鮮日報日本語版)



 過去に無断訪朝後、ドイツに亡命した前歴がある活動家のチョ・ヨンサム氏(58)が19日、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に判定し、焼身自殺を図り、未遂に終わった。

 ソウル麻浦署によると、チョ氏は同日午後4時10分ごろ、ソウル市麻浦区上岩洞の22階建ての建物の18階屋外テラスで体にシンナーをかけ、ライターで火を付けた。周囲にいた人が消火器で火を消し止め、チョ氏は病院に収容された。全身にやけどを負い、治療を受けている。

 現場には「THAAD配備は緊張を招き、戦争リスクだけを増大させる」「文在寅(ムン・ジェイン)政権が成功しなければ、韓国の未来はない」といった内容がボールペンで記されたA4サイズのノートが残されていた。警察は文大統領名義で発行された真偽不明の『南北協力政策特別補佐任命状』も発見した。

 チョ氏は1995年8月15日、非転向長期囚、イ・インモ氏(2007年死亡)の招きで韓国政府の許可なく北朝鮮を訪問。滞在中に金日成(キム・イルソン)元主席の銅像に献花し、同元主席の遺体が安置された錦繍山記念宮殿を参拝した。その後ドイツに亡命したチョ氏は、12年に自主的に帰国し、国家保安法違反の罪で懲役1年の判決を受けた。警察関係者は「慶尚南道密陽市に住んでいたチョ氏がTHAAD配備に不満を抱き、ソウルに来て焼身を図ったとみられる」と述べた。

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