11月の韓米首脳会談、北核解決の分岐点なるか…中国の立場変化・戦略武器がカギに(中央日報日本語版)



文在寅(ムン・ジェイン)大統領が来月初めにドナルド・トランプ米大統領と首脳会談を行う。トランプ大統領は文大統領だけでなく、日本の安倍晋三首相や中国の習近平国家主席とも相次いで会談を行う。北核当事国間の連鎖会談を通じた北核問題解決の分岐点になるかもしれないとみられている。

(1)中国の立場に変化は?

北核問題解決のカギを握る中国は、これまで北朝鮮に対する国際社会の制裁には中途半端な態度を示してきた。「最大の圧迫カード」とみられていた油類の供給中断が失敗に終わったのも中国の立場のためだった。しかし韓国政府は18日の中国共産党全国代表大会(党大会)以降の態度変化を期待している。

与党高位関係者は「中国はこれまで、『習主席の第2期体制が強化されるまでは肯定的な立場変化は難しい』という回答ばかりを繰り返してきた」とし「トランプ大統領が中国の役割のために強く圧迫している以上、党大会以降も国際社会の雰囲気に反するような行動は取りづらくなるだろう」と述べた。

(2)戦略資産の韓半島(朝鮮半島)配備が具体化

文大統領は先月のニューヨーク首脳会談で、トランプ大統領と米国の戦略資産を韓半島に循環配置することに合意した。実際、米原子力潜水艦「ツーソン」が鎮海(チンヘ)港に入港していて、もう1隻の原子力潜水艦「ミシガン」も釜山港に入港する。香港で物資の補給を受けている米海軍第7艦隊所属の空母「ロナルド・レーガン」もまもなく韓半島入りする。

与党の核心関係者は「今回の会談で、特に文大統領が米国に強く要請した原子力潜水艦の確保を含めた具体的成果をあげることができれば、北朝鮮に対して戦略的優位を占められるようになる」とし「長く協議を重ねてきただけに具体的成果を期待している」と伝えた。安保事案に劣らず改正交渉を控えている韓米FTA(自由貿易協定)などの経済懸案も主要アジェンダだ。

(3)日米ゴルフ会談の対抗できる韓国側のカードは

11月3~14日のアジア歴訪日程を発表したトランプ大統領の最初の訪問地は日本だ。日本メディアは「11月4~6日2泊3日あるいは4~7日3泊4日の日程で訪日する」と報じている。また、トランプ大統領と安倍首相のゴルフ会談の可能性も浮上している。安倍首相はことし2月の訪米の際、トランプ大統領と5時間にわたるゴルフ会談を行った。

8日にインドネシアに向けて出国する文大統領の日程を勘案すると、韓米首脳会談は6~7日に開催される可能性が高い。訪問の順序や滞在期間で日本と比較される。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の核心関係者はこの日、「トランプ大統領の日程に関連して『コリアパッシング』に対する懸念がなくはない」とし「北核問題の当事国として最も効率的かつ象徴的な形の首脳会談を準備している」とコメントした。トランプ大統領の日程に関連しては、板門店(パンムンジョム)や平沢(ピョンテク)、星州(ソンジュ)THAAD(高高度ミサイル防御)基地訪問などの話も出ている。過去、オバマ前大統領も2012年訪韓当時、板門店に近接する哨所を訪問していた。




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