「大統領自身への恩赦は可能か?」トランプが質問したワケ – Wedge



 今回のテーマは「トランプとパパドポロス」です。ロシア疑惑を巡り、ドナルド・トランプ米大統領の3人の元側近が起訴されました。トランプ陣営のポール・マナフォート元選対会長と元幹部で同会長のビジネスパートナーであったリック・ゲーツ氏は、資金洗浄や脱税など12の罪で起訴されました。一方、外交顧問であったジョージ・パパドポロス氏は、米連邦捜査局(FBI)に対する偽証の罪で起訴されました。同氏は、ロシア疑惑解明のカギを握る最重要人物として、今、最も注目を浴びています。

 本稿では、まずパパドポロス氏のトランプ陣営における役割について述べ、次にトランプ大統領のロシア疑惑に対する対策について分析します。そのうえで、今回のトランプ・アジア歴訪とロシア疑惑について考えてみます。

■「ボランティア」のパパドポロス

 トランプ大統領は、30歳のパパドポロス氏が起訴されると、「ジョージという名の若い下っ端のボランティアのことなんか、ほとんど誰も知らない。すでに嘘つきだと証明されているじゃないか」と自身のツイッターに投稿をして、同氏と距離を開けています。サーラ・ハッカビー・サンダース報道官は、ホワイトハウスでの定例記者会見で、パパドポロス氏に関する記者団からの質問に対して「彼はボランティアなので、彼の役割は非常に限られていた」と述べ、影響力はなかったと断言しています。

 ここで注意を要するのが、「ボランティア」の解釈の仕方です。




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