米国株式市場は続伸、雇用統計を好感



[ニューヨーク 8日 ロイター] – 米国株式市場は続伸して取引を終えた。

11月の雇用統計が堅調な内容となり、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実となったほか、来年の経済見通しに対する楽観的見方が株価を押し上げた。

マイクロソフト、アップル、オラクルなどハイテク株が今週初めの軟調地合いから回復を続けていることも上昇要因。

雇用統計では就業者数が予想を上回ったほか、平均時給は前月比0.2%増と前月の0.1%減から回復したが予想の0.3%増は下回った。

TDアメリトレード(シカゴ)の首席市場ストラテジスト、JJキナハン氏は「悪かった点は賃金の伸びが予想ほどでなかったことくらいで、総じて良好な雇用統計だった」と述べた。

トムソンロイターのデータによると、来週のFOMCで0.25%利上げする確率は96.2%織り込まれている。アストー・インベストメント・マネジメント(シカゴ)のロブ・スタイン最高経営席に社は、「焦点は来週のFOMCの結果から、理事会の構成に移った」と述べた。

トランプ大統領の署名で2週間のつなぎ予算が成立、市場の重しが一時的に解消した。

マイクロソフトは2.02%上昇し、S&P500種を最も押し上げた。S&P情報技術指数は0.4%上昇、4日続伸となり週初の2%近くの下落から回復した。

アレクシオン・ファーマシューティカルズが7.2%高。ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが身売り模索も含めた株価押し上げ策への措置を求めていると報じられた。S&Pヘルスケア指数は1.1%上昇。

収益見通しが嫌気されアメリカン・アウトドア・ブランズは9.5%安。スターム・ルガーも8%安。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場銘柄の騰落銘柄比率は1.47対1。ナスダック市場は1.23対1。

米取引所の合算出来高は約58億5000万株。直近20営業日の平均は約65.3億株だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24329.16 +117.68 +0.49 24263.26 24330.12 24225.50

前営業日終値 24211.48

ナスダック総合 6840.08 +27.24 +0.40 6859.95 6870.48 6831.61

前営業日終値 6812.84

S&P総合500種 2651.50 +14.52 +0.55 2646.21 2651.65 2644.10

前営業日終値 2636.98

ダウ輸送株20種 10402.51 +41.12 +0.40

ダウ公共株15種 757.69 +2.51 +0.33

フィラデルフィア半導体 1238.24 -6.28 -0.50

VIX指数 9.58 -0.58 -5.71

S&P一般消費財 771.92 +3.34 +0.43

S&P素材 371.16 -0.09 -0.02

S&P工業 627.82 +2.52 +0.40

S&P主要消費財 581.06 +1.26 +0.22

S&P金融 463.46 +2.70 +0.59

S&P不動産 204.33 +0.50 +0.25

S&Pエネルギー 509.77 +4.30 +0.85

S&Pヘルスケア 957.88 +10.51 +1.11

S&P電気通信サービス 158.08 +2.37 +1.52

S&P情報技術 1101.07 +4.66 +0.42

S&P公益事業 281.58 +0.90 +0.32

NYSE出来高 7.40億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 22900 + 110 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 22845 + 55 大阪比

(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)



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