超便利! でもまさかの「無許可」・・・シェアサイクルを「更にシェア」する神アプリに困惑 7月7日の中国記事トピックス



 今中国で急速な広がりを見せているシェアサイクル事業。今春、ここに「シェアサイクルをシェアできる」無許可アプリが登場し、物議を醸している。
 
 現在中国のシェアサイクル市場には複数の企業が参入しているが、利用者がそれらを利用する場合、それぞれのブランドに対して個別の専用アプリをダウンロードし、デポジットを支払う必要がある。
 
 しかし、中国インターネットメディアIT時代網が報じたところによると、今回登場した『全能車』というアプリを使えば、『全能車』に対してデポジット299元(約5000円)を支払うだけで、Android端末なら9社、iOS端末なら8社のシェアサイクルの鍵を「解除」できるとのこと。
 
 北京青年報の記者が今月3日に実際にこのアプリをダウンロードして試してみたところ、北京市内で車両が確認できた6ブラント中5つにおいて、問題なく車両の解除ができたという。
 
 また、シェアサイクル情報ポータルサイト共享単車網に掲載されたQ&Aを参照すると、現在各社が設定しているデポジットは99元~299元(約1500~5000円)程度。『全能車』が提示する金額は安くはないものの、これ1つで全てが済むのであれば気にしないというユーザーも多いだろう。
 
 「こういうアプリを待っていた」「本来こうあるべき」「シェアサイクルのためにいくつもアプリを入れるのは面倒」と、『全能車』の機能やサービスについては歓迎するという声が利用者からは寄せられているが、問題は、各社ともこの『全能車』を承認していないという点である。
 
 非常に便利であり、かつカスタマーセンターも「デポジットはきちんと返金する」と回答してはいるものの、各社に無許可の状態でこのようなサービスを展開している企業に対して、「信用」という点に疑問を持つ利用者も多い。現在このアプリの使用を技術的に遮断する策を、各社が講じている最中とのこと。動向に引き続き注目していきたい。(イメージ写真提供:123RF)

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