音量ボタンを取っ払った理由とは? オフラインで使える音声翻訳デバイス「ili」(イリー)日本上陸



 ベンチャー企業のログバーは1月31日、オフライン環境で使える音声翻訳デバイス「ili」(イリー)を活用した法人向けサービスを6月にスタートすると発表した。本日から予約を受け付ける。主に旅行事業者をターゲットとし、海外旅行者の円滑なコミュニケーションをサポートするという。価格は1ライセンス(1台)につき月額3980円(税別)。

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 iliは、音声入力した言葉を翻訳して音声で相手に伝えられるスティック型のデバイス。必要なデータを全て内蔵することで、インターネット接続なしで利用できるのが特徴。対応言語は日本語、英語、中国語の3言語で、将来は韓国語、タイ語、スペイン語への対応も検討しているという。

「徹底的にシンプルを目指した」

 音声入力は中央のボタンを押すだけ。翻訳機能は「英語→日本語」「日本語→英語」などの一方向のみに対応(セットアップで変更可)という割り切った仕様がiliの特徴だ。同社の吉田卓郎CEOは、ハードとソフトの両面から徹底的にシンプルに振り切ることで、スマートフォンの翻訳アプリにも負けない使い勝手を目指したと話す。

 「実際に行ったテストでは、翻訳機能は双方向よりも一方向のほうがユーザー満足度は高いことが分かった。仮に1つのデバイスで双方向に対応しても、相手に使い方を説明するちょっとした動作でコミュニケーションを阻害してしまう」

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表面(写真=左)、裏面(写真=右)


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上部(写真=左)、下部(写真=右)


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左側面(写真=左)、右側面(写真=右)


 本体のマイクはiliを手に持つユーザー側に、スピーカーは相手側にそれぞれ搭載されており、本体に音量ボタンは備えない。代わりに翻訳結果の音声をリピートする専用ボタンを備えている。

 あえて音量調節機能を搭載しない理由は何か。吉田CEOは次のように説明する。




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